コースを作ろう 第2回 路面メッシュの張り方 改

いろいろと調べた結果、もうちょっといい方法がありそうなことが分かったので追記していく。

(まだ試している途中なのでうまくいくかはわかりません。時間があって試してくれる方がいたら、やって報告してくれると嬉しいです。)

1.下準備

1.今までと同じようにカーブを作る。

変更前と同じくカーブを張る 特に変更点なし

2.シュリンクラップで高さを合わせる。

ここも変更前と同じで、シュリンクラップで高さデータに合わせる。

ここも特に変更点はなし

シュリンクラップで動くのはおそらく制御点だけでカーブ自体はシュリンクラップの適用後に作り直されると思うので、上の写真のようにガタガタでもとりあえず適用してみる。

ダメそうなら戻して、

  1. 高さデータに細分化局面(サブディビジョンサーフェス)を適用
  2. blenderGISでgoogleの高さデータを持ってくる

あたりを試すとよいと思う。

2.メッシュを張る

230302追記

UVの設定の観点からこっちのほうが楽かもt.co

1.オブジェクトモードで平面メッシュを一つ追加する

場所はここ 大きさはコース幅よりやや大きめにしておく

2.編集モードに移動して追加した平面メッシュの頂点の左二つ(右二つ)を消す

二つ選んでdeleteキー→頂点

3.オブジェクトモードに戻って、"原点をジオメトリに"を押す

場所はここ
押したらオレンジ色の点が線の真ん中に移動しているのを確認

4.カーソルが原点にあることを確認して、スナップの選択物→カーソルを押す

場所はここ
カーソルが原点にないときは下から3つめの"カーソル→ワールド原点"を押してからやる

5.モディファイアの"配列"を選んで、"カーブに合わせる"を選ぶ

"カーブに合わせる"を選んだら、下のところで最初に作ったカーブを選ぶ

6.”一定のオフセット"にチェックを入れて、距離xを適当にいじる

ここで決めた距離xが線同士の間隔になる
今回は理由もなく1.6mにしてみた

7.モディファイアの"カーブ"を選んで、コースのカーブを選ぶ

コースの形に沿って線が並んだら成功

写真のように線が浮いてしまうのは、シュリンクラップをかけたときに原点が下にずれてしまっていることによる。カーブの原点をワールド原点に合わせると浮いているのが直る。(原点の移動は2-4のスクショのとおり)

 

8.カーブを選択して、シェイプのツイスト方法を"最小"→"Z-up"に変える

右下の下から3番目

9.編集モードに切り替えて制御点ごとに路面の傾きを合わせる

点を選んで"Ctrl+Tで回転できる

この作業は線をコースの幅に合わせる前にやる。後から延ばすこともできるけど二度手間になるだけなので。

 

10.オブジェクトを平面に切り替えて、編集モードで幅を合わせる

ここも特に変更点はなし

11.辺ループのブリッジ

 

場所はここ
辺を選択するのを忘れずに

12.ループカットをかける

正方形かやや縦長になるくらいがいいかも
公式の古いコース(非レーザースキャン)と比較して同じようにするとよいと思う

230228追記

パスの頂点同士の間隔はあまり遠すぎないほうがいい。

パスにシュリンクラップを適用して高低差を合わせるときに影響を受けるのは頂点なので、頂点同士の間隔があいていると間の高低差は無視されてしまうため。

ベジェ曲線を使っている場合にはわからないが、NURBSを使っている場合には頂点の内側に曲線がひかれるので実際の高さとずれが生じやすい。

例えば、スポーツランド菅生のホームストレートは最終コーナーから登り、ダンロップの看板を過ぎてから1コーナー手前までは下りとなっているが、下の写真では間に頂点を置いてないので実際の高さより低くなってしまっている

赤丸で囲った部分は高さデータより下のほうに面ができてしまっている

これを避けるために直線であっても適度な感覚で頂点を置くことが求められる